猫並みに溶けたい

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【好きなら尚更】やめよう!アイナナのストーリーのネガティブキャンペーン

はじめに

アイナナ民の方、アイナナのストーリーは一言で言うとどのような印象がありますか?

素晴らしい?感動?青春?

それとも、重い?しんどい?ドロドロしてる?

 

アイナナ民ではない、アイドリッシュセブンって名前は聞いたことあるけど〜って方。

アイナナは重厚なストーリーが売りではあります。面白かったら、アニメを見たりゲームをプレイしてみたいですか?

 

日頃の疑問と推測

主にTwitterや、アイナナをプレイした方のYouTubeでの動画などでの、「アイナナ民」がよく言うのは、アイナナのストーリーはしんどくて、重くて、胃薬が必要である、という発言。

アイナナをやった事がない人への紹介にもよく使われているのを見た事があります。

私もかつてはしんどい!重い!みたいに形容していました。でも、布教活動をしていて気づいたことがあります。

 

アイナナ民ではないが、アイナナ面白そうならやってみようかな〜って人、

売りであるストーリーがしんどくて重くて胃薬必要なら、わざわざアイナナするか?

という話。

体調崩してまでゲームをプレイしたりアニメ見たりする人は、そのジャンルが相当好きな人、のめり込んでいる人ぐらいなものです。その他多くの人は、直ぐに離脱できるタイプの娯楽に体調崩してまで挑む熱心さはないでしょう。

 

アイナナ民はアイナナのストーリーがどれだけ重くてもしんどくても胃薬を飲んでいても、「続きが気になるから」「面白いから」ストーリーを読んでいるわけです。その中で感動や痛快など心が揺れ動かされて楽しいのです。だから、アイナナを継続してプレイしよう、アニメを見よう、となるのです。

 

でも、その面を知らない人は、アイナナのストーリーが「しんどくて重くて胃薬必要!」みたいに形容されてたらどう思うでしょうか?

そりゃあしんどくて重いストーリーが好きな人は好きでしょうけれども、そういう人向けだと絞っていないPRや紹介動画などでストーリーを「しんどくて重くて胃薬必要!」と形容されていたら、せっかく「アイナナのストーリーが良い!って話題だから気になるな〜」って興味持ってる人が、「重いならやだ」「アイドルだからもっとキラキラしてると思ったのに」と考えてしまうのではないでしょうか。

 

忙しい人のための結論

つまり、

アイナナのストーリーを「しんどくて重くて胃薬必要!」などと形容することはネガティブキャンペーン

でしかないのです。

「アイナナを紹介します!」とかならまだしも、「アイナナを布教します!」だと尚更まずいのです。本気で思っていればいるほど。

 

アイナナを布教をする際、「しんどくて重くて胃薬必要!」などのような形容の仕方は、かえってアイナナを「暗い」「怖い」「疲れそう」「ホラー」などの印象を、アイナナを知らない人に植え付けてしまう危険性を孕んでいるのです。(実際に「しんどくて重くて胃薬必要!」とストーリーを形容して、アイナナ気になる!という人に布教した際に言われた言葉をピックアップしました。結局それらの印象が強く残ったらしく、アイナナはやらないと言われました。)

 

公式の宣伝の仕方

「しんどくて重くて胃薬必要!」という形容は「個人の感想だ」「事実だ」と言う人もいるかもしれません。それは嘘ではないとは思います。

そのように思っている方は、アイナナ公式のPRを見たことがありますか?

アプリゲームの説明文には、

成長と絆を描いた青春ストーリー!

とあります。

公式サイトには、

同じ夢を胸に抱きアイドルの頂点へと駆け上がるー

とあります。

公式はアイナナのストーリーのことについてファンが印象で出すワードやそれの類語、またはそれを推測させるようなワードは一切使用していないのです!つまり、公式は「しんどくて重くて胃薬必要!」の路線でストーリーを売りたい訳ではなく、むしろ逆であるということです。公式によるアイナナを売れさせるための指針がこういうこと、とも言えます。

ということは、新規の人を集めるために公式は公式ができる事として、「成長と絆を描いた青春ストーリー」や「夢を抱きアイドルの頂点へと駆け上がる」といったワードを使用してPRをしているということです。それを実際のストーリーとでギャップを生み出して「意外と深い」「面白い」という感想を引き出すためのブラフだとしても、「しんどくて重くて胃薬必要!」のような紹介文句は公式の狙いを潰していることにもなりかねません。

 

面白そう!やってみたい!という気持ちにさせて実際にプレイしてくれたり、アニメを見てくれたりするところで布教やPRの成功と言えると思います。

例えば、Aという食べ物があったとして、あなたは全く知らないとします。Aを知っていて食べたことがあってAを美味しく感じた友人が「Aは口の中に入れた途端とろけたよ」と言うのと、「Aは噛みごたえないよ」と言われるのならば、どちらの発言ならAを食べてみたいと思いますか?私は前者ですね。なぜなら、後者は「美味しくなさそう」と思うからです。

だから、アイナナを「面白くなさそう」と思われる危険性がある表現をするのは紹介やPRでは悪手なのです。

 

感想を否定する訳では無い、でも

「しんどい」「重い」という感想を否定するわけではありません。そもそも感想や抱いた印象なのですから、否定しようがありません。

でも、誰かに紹介や布教を行う際に堂々と使ってる人を見ると、最近の私は「それってどうなの?」と思ってしまいます。

 

まとめ

口頭でもTwitterなどのSNSでも動画投稿サイトでも、紹介や布教をする時は自分の視点で語りがちなのがオタクの良くないところです。(特大ブーメラン)

私はアイナナに興味をもってくれた知人にアイナナのストーリーについて、「しんどくて重いけどそこがいいんだよ!面白いんだよ!深いんだよ!」などと熱弁して振られたことを今でも後悔しています

これからアイナナに引き込もうという人にアイナナに対してネガティブなイメージを植え付けたら、アイナナを敬遠してしまう可能性があります

 

興味持ってくれている方をかえって遠ざけてしまう可能性がある「ネガティブキャンペーン」、やめませんか?