鼻とセロテープ
今週のお題「告白します」
※下記に書いてあることは絶対に真似をしないでください。
幼い頃の話ですが、告白しようと思います。
タイトルを見てなんのことか分からない人の方が多いでしょう。端的に説明しますと、「6年間鼻にセロテープが入っていた」という話です。
私は3歳の頃の冬の昼下がり、祖母とコタツに入ってのんびりしていました。祖母はウトウトしてそのまま寝てしまいました。
コタツの天板の上にはセロテープ台があり、私はそれで遊んでいました。セロテープをちぎっては丸め…なんと、鼻に入れてしまいました。
私は鼻に入れてしまった!と自覚しました。これが悪い事だと言うことが分かっていたので、鼻に丸めたセロテープを入れてしまったことを祖母や家族に言ったら怒られてしまうと考えた私は、黙っておくことを決めました。
小3の時に、私はよく鼻血を出していました。人より鼻の毛細血管が多く、傷がつくと直ぐに出血してしまうのでした。鼻血が止まらなくなって学校に行けない日も出てきてしまい、祖母に連れられて(母は仕事のため)耳鼻科に行きました。
耳鼻科では、毛細血管が多いことが原因なのかを突き止めるためにレントゲンを撮ると言われ、撮影をしました。
レントゲン写真に何か白くて丸いものが写っています。
耳鼻科医「これ、わかります?なんか、異物がありますねぇ…」
祖母「え?」
私「!!!!」
それは、3歳の頃に鼻に入れてしまったセロテープでした。まさか現存していたとは。
私は祖母に告白しました。「3歳の頃にセロテープで遊んでて鼻に入れてしまった」と。
当たり前ですがこっぴどく怒られました。もちろん両親にも。
無事セロテープは摘出し、毛細血管は焼いて減らし、鼻血の頻度は減りました。
怒られそうなことはすぐ言った方がいいですね。